苦楽をともにし、励みあい、協力しあった仲間たちと
無事に到達したのは、この10回目のクラスです。
・・・しかしながら、ゴールはここではありません。
アーティスティックなコーチングへの道は永遠に続きます。
でも今や私達は、その永遠の道をとても楽しみに期待に満ちた眼差しで見ることができるのを感じています・・・
きっとたくさんのトレーニングを積んだからこそ、それだけ解放され自由になったのだと思います。
最後のクラスでは、セレブレーション・エグザムと題して、
2期生、3期生が、みんなの前でセッションを行い
メンバー全員からFBをもらうといった、まさにLevel3総仕上げの時間となりました。
達成感いっぱいの素晴らしい笑顔の数々✨
心からの拍手を送りたいと思います。
さあ、クラスを終えての皆さんからのリフレクションです。
どうぞお読みください。
・・・・・
⑴ あなたのコーチとしての哲学は何ですか?
・世界は美しく、人生は自分で創ることができる。
・世界は美しく、人生は自分で創ることができる。
・ともに学び一緒に成長する
・ 批判的思考を持ち続ける、自分の当たり前を疑う。学び、出てきた問いや疑問を放置しない。相手と一緒に悩み、苦しみ、喜び、楽しむ
・「初心者の心」(鈴木俊隆)で観察すること。知らない世界にどこまで好奇心を持って向かい合うことができるか
・クライアントさんの表に出ているところも出ていないところも、全部好奇心を持って探索すること。そしてクライアントさんの色々な面を丸ごと受け止める。そうすることによってクライアントさんの可能性が広がると信じているから。
⑵ コア・コンピテンシーの各項目について向き合い、感じたことや気づいたことを書いてください。
あなたは、コーチとして
① クライアントの思考を刺激し創造的なプロセスをクライアントと協働していますか? (コーチングの定義)
・コーチングの基本として常に意識し実現することを目指している。
・コーチングの基本として常に意識し実現することを目指している。
・クライアントと一緒に。未来をみながら、少しでもそこに近づくために、今、何が必要か、できるのかを特定し、取り組んでいくプロセスに起きる様々な事にも、できる範囲であらかじめ想定しつつ、柔軟に行動を継続することを応援、サポートします。(レッスンにおける自分と同じ)
・「創造的なプロセス」の「創造的」について深く考えた第3期でした。これまで自分が「創造的」な関わりだと思っていたものの中に「事務処理的な」アプローチが混じっていたのではないかという気づきがありました。改めて真に創造的なプロセスは何か?について、これからも探求していこうと思います。
② 開放的で好奇心を持ち、柔軟性があり、クライアントを中心に据えた思考態度を開発し、維持していますか? (CC2)
・クライアントへの好奇心は常に保っている。クライアント主体であることもブレなくなってきた。
・相手へのオープンな好奇心を持ちつつも、自分のニーズにとらわれる瞬間がある事に気づき、コントロールすることを日ごろから心がけています。どこまでやってもネタは尽きませんが(笑)
・この半年間、セッション開始の10分前に「2.コーチングマインドを体現している」を声に出して読むことを習慣にしてきました。このルーティンを通じて、自然と背筋が伸び、意識が整う感覚があり、とても有効だと感じています。今後は特に「5.自身の気づきとその場での直観を使ってクライアントに利益をもたらしている」の中の「その場での直観を使って」という部分をさらに意識的に磨いていきたいと思っています。
③ クライアントと合意をとりながらセッションをともに進めていますか?(CC3)
・非常に意識して取り組んできた結果、定着した。
・ここは、「教える」という仕事もしているので特に気を付けているところです。先生、と見られたら、一方通行になってしまうので。(レッスンの時も、今、何が関心があって、良くして帰りたいか、常に尋ねるようにしています)
・第2期の終盤、自分では「合意が取れている」と思っていたことが、実は表面的な理解にとどまっていたことに気づきました。その後、自分のコーチングにしっくりこない感覚が続き、いわゆるスランプのような状態に。特にPCCマーカーの3.4に苦手意識を持ち、そこに差しかかると過度に意識してしまい、クライアントの反応を見逃すこともありました。まさに「鬼門」だったと思います。そんな中、第3期の終盤で恭子さんが話された「セッションは最初の5分間が鍵」という言葉が印象に残り、観察に集中してアクティブ・リプレイを実践することで、少しずつスランプから抜け出すヒントを掴めたように感じています。
④ クライアントとパートナー関係を築き、クライアントが自由に話せる安全で支援的な環境を創り出していますか? 相互に尊重し信頼する関係を維持していますか?(CC4)
・引き続き努力を要する。私ができていると思っていても、クライアントがそう感じているとは限らない
・外見上あまり危険な感じは少ないと思っています(笑)が、ともすると、思考が走り上から目線になりがちな自分の傾向があります。セッションの時の、自分のステート(体の状態)に気を配るようにしています。
・クライアントが建前ではなく本音で自分の内面について語り、思考の枠を超えて自由に探求できるようになるためには、相互の尊重と信頼に基づいた関係性が不可欠であると改めて実感しました。CC4はコーチとして極めて重要な項目かと。以前は無意識のうちに築けていた感があるのですが、それを意図的に創り出せるコーチングを目指したいと思います。
⑤ 開放的で柔軟で安定的で自信にあふれる態度をもって、クライアントに対して感覚をフルに開き、今ここにともにあり続けていますか?(CC5)
・私はよく人から自信のある人のように見えているらしいので、逆に自信にあふれる態度になりすぎないよう気をつけることが多い。しかし、開放的、柔軟、安定的であることは常に目指している。
・ここも④と似ていて、考え始めると感覚が閉じるので、気を付けています。(ここは、演奏中の自分の感覚と似ていると思っています)
・今回の期間中に最も意識したコンピテンシーです。「クライアントに対して感覚をフルに開き、今ここに在り続ける」そのためには、コーチ自身が自身の感情や反応に気づき、適切にハンドリングすることが必要と感じています。第3期ではセッション中に「今ここ」にいない自分に気づいた時に、どのようにリカバリーするかを試行錯誤し、自分に合った方法を見つけることができました。一つは身体感覚に意識を向けること、もう一つはクライアントに「今ここにいなかったこと」を率直に伝えること。この2つの発見は私にとって今期の大きな収穫となりました。
⑥ クライアントの状況を理解して流れを読み取り、それまでのやりとりをすべて踏まえて、クライアントの自己表現を支援するために、クライアントが何を話し何を話していないかに集中していますか?(CC6)
・この1年半で注力してきた結果、進歩しているとは思うが、まだまだ開発の余地あり。
・たまに、何を話していないかにフォーカスするあまり、何を話しているか、がキャッチできていないことがあります。。。
・第3期を通じて、このコンピテンシーの重要性を改めて実感しました。第2期終了時には「理解しているつもりだった」ことが、実は腑に落ちていなかったことに気づかされました。特にCC6の「何を話し、何を話していないかに集中する」という一節。一見シンプルな表現ですが奥深い。CC5とも密接に関連していると感じています。CC3でも触れましたが、「観察に集中する」ことを無意識レベルで実践できるようになることが、MCCレベルに近づくための大きな鍵だと思います。そこを身につける努力を続けようと思います。
⑦ 人を動かす質問、沈黙、比喩や類推などのツールやテクニックを用いて、クライアントの洞察と学習を促進していますか?(CC7)
・この1年半に最も注力してきているが、もっと柔軟にできるようになる必要がある。
・課題は、沈黙。どうしてもこちらから話したくなってしまうので、一瞬の間を持てるようにしたいです。(音楽でも、次のフレーズに行くときの「間」は大事。
・レベル感で捉えると、現時点ではまだまだMCCレベルには達していないと感じています。セッション後に改めて振り返ると、クライアントに対する問いかけが結果的に深くなっていたことはありますが、それが必ずしも意図的だったとは言えません。
今後は、PCCマーカーの7.1から7.8を意識的かつ柔軟にまた軽やかに移動できるようになりたいと思っています。意図を持って問いを立て、クライアントの思考を自在に広げられるようなセッションを目指していきたいと思っています。
⑧ 学びと洞察を行動に変容させるためにクライアントと協力しあっていますか? コーチングの過程の中で、クライアントの自律性を促進していますか?(CC8)
・かなり自由にできるようになってきた
・最近やっと時間を取れるようになってきましたが、まだまだです。また、今回の講座で、8だからといって、最後にまとめてやるわけじゃないことも、よくわかったので、8の項目は目の前に置いておくとよいかもと思いました。
・CC8に関しては、まだ自分の中では十分に力がついていないと感じています。学びと洞察を行動に変容させるための関わり方やクライアントの自律性を促進するための方法を磨くためには?という点で、私にとって第8回・第9回のトレーニング①②③は、そのヒントを得る上で非常に有効でした。これらを継続的に続けながら、自分なりのセオリーを構築していきたいと思っています。
⑶ クライアントの「自己対話」の質を上げるコーチングに向けて、あなたにとって最も重要な課題は何ですか?
・自分をもっと開放させること、信じること。
・反映や要約の質を高める。セッション前のセットアップをセッションの時間として丁寧にやる。日々、睡眠、運動、食事など自分を整える。
・インターバル期間での行動計画の質はもっと高められると思う。どうやれば良いかの決め手は思いつかないが、探索してゆきたい。
・自分の思い込み、枠組みにはめ込んで考えていないか?を常に意識する事