Level3の旅路も1/3を超えました。
学びを進める中でも、最も鍛えていきたいところは「聴く力」です。
もちろん、それを受け止める心の力も大切だけれど、
今回は、20分の録音セッションのクライアントの言葉の中から聞こえてくることをキャッチし合いました。
そこから、クライアントの状況を理解して流れを読みとり、内在するパターン、欲求、課題に耳を傾け、内省的探求を促す時間は、
パートナーとしての双方の「聴く」力を高めていくと言えるでしょう。
では今日も早速、クラス後のリフレクションコメントからの抜粋をお届けします。
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1. 今日のクラスで学んだこと、気づいたこと
・アーティスティックな聴き方12の視点は、数はもっとあるかもしれない。これらの12の視点が出てきた時に、それがクライアントの望む未来とどうつながるのかという視点も。聴く解像度を上げるためにできることは、空っぽで聴くこと、センサーとして自分の内側に12の視点が染み込んでいること、聴き続ける体力を上げること(どうやって?)。ただ、これらができていない今の自分も決してダメじゃないってこと。望む未来に向けて。あ、これは強がりかも。
・今日は、クライアント役としてシンプルに聞かれながら体験を話す、そして、様々な観点からのフィードバックをもらうことがどれだけクライアントに影響を与えるのか、その価値を実感できました。自分の内側がCultivateされていくのを感じることができました。
・沢山の宝物になる言葉の数々から学び深い1日でした。一番は「探求のアンテナ」を言っていること、今この場、だけではなく、この人、この人の人生(過去も未来も)まで広げること。まだまだ、今言っていることがらにアンテナが高い自分に気づいたこと
・クライアントさんの可能性を拡げるような→自分の価値観や貼りがちなレッテル、そのレッテルを貼った時に自分が抱く感情に気づくという事だと思います。それらが上記の幅広くレセプターを持つことを邪魔していると感じるからです。ただ、自分の価値観や感じた事は、クライアントさんとは違う視点を持ち込むという点ではコーチングをする際のリソースにもなり得ると思うので、脇に置いておくだけではなくうまく付き合いたと思います。
・柔軟な聴き手→クライアントはどういう人なのかと好奇心を持って探求する。それができて初めてクライアントにカスタマイズした問いが立つから。
・背中を見せる聴き手→誠実、正直であれ。理由:多くを語らずとも、行動、生き方で伝わる存在でありたいから。
・真にありたい姿が見つかる→サインを逃さない相手の思考を刺激する聴き手→聞き方の視点を広げる。6全般、特に6.5。どうなりたいのか、何を大切にしたいのかといった問いかけの前に、今のその人自身やその人が見ている世界について、一緒に確認、探索
・単にダンスをするのではなく、ダンスを一緒に楽しむこと。お互いのレセプターを開くこと・相手に対する敬愛(エーリッヒ・フロムの言うThe Art of Loving )の気持ちをもちじわりとしみでるような伝わりかたができたうえで、傲慢な自分自身を制御し謙虚な自分自身(Humilityの体現)でいつづけること。
・相手のこと、だけでなく、相手の世界観・相手を形成する歴史や文化的背景、すべてを聴き、理解する、ということ。
・クライアントを信じて、投げかける、問いかける、思い切って伝える。そこから出てきたものを尊重し、また一緒に作り出す。ダンス。
・コーチングの音声データとログをもとに、経験豊富な皆さんと意見交換する学習方法は非常に有効だと感じました。